インフルエンザの外出禁止期間って、大人の場合は何日間なのかな?
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
会社勤務の方は、インフルエンザに罹ってしまった場合に、
どれくらい会社を休まなければならないのか、
ということが気になりますよね。
そこで、今回は、インフルエンザに罹ってしまった場合
熱が下がったら外出してもよいのか?
外出はいつから可能なのか?
ということについてまとめてみました。
インフルエンザで熱が下がったら外出してもいいの?
インフルエンザに罹ってしまった場合、熱が下がったら
外出してもよいと思っている方も多いかと思います。
実際のところ、熱が下がったら、体調も回復し、
インフルエンザが治ったのではないかと思ってしまいがちですよね。
でも、熱が下がった場合でも、まだ身体の中には
インフルエンザ・ウィルスが残っているため、
本人は元気になって治ったと思っていても、
周りの人にインフルエンザ・ウィルスを
うつしてしまう可能性があります。
厚生労働省のHPによりますと、一般的に、インフルエンザ発症前日から
発症後3~7日間は鼻やのどからウイルスを排出すると言われています。
ですから、熱が下がったから外出してよいということはなく、
ウイルスを排出している間は、外出を控える必要があるのです。
インフルエンザになったら外出はいつから可能なの?
では、インフルエンザに罹ってしまった場合、
いつから外出可能になるのでしょうか?
大人がインフルエンザに罹った場合については、
子供の場合のように法律で定められた出席停止期間
というのようなものはないのですが、
子供の場合の「学校保健安全法」を参考にしてみますと、
「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまで」が
インフルエンザによる外出禁止期間の目安となります。
つまり、インフルエンザ発症後5日、解熱後2日のうち、
いずれか遅い日を経過後に、外出することができるということになります。
まとめ
インフルエンザに罹ってしまった場合には、解熱すれば、
排出されるウイルス量は減少しますが、完全に治ったというわけではなく、
解熱後もウイルスを排出すると言われています。
そのため、熱が下がったからといって外出してしまうと、
周りの人にうつしてしまう可能性があります。
ですから、インフルエンザに罹ってしまった場合には、
完全にウイルスを排出し終わるまでは外出を控える必要があります。
この外出禁止期間は、「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後
2日を経過するまで」を目安とするとよいでしょう。
そして、咳や鼻水などの症状がまだある場合には、
周りの人への感染を防ぐためにマスクを着用するようにした方がよいですね。